旅する管理人がフィリピンの孤島で過ごした日々の記録
by asiantyphoon
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ねむれぬ夜
資材置き場に住みついているネコが、気持ち良さそうに昼寝をしています。
子ネコはお母さんのおっぱいを吸いながら寝てしまっています。
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思えばこの島に来てから、このネコたちのようにグッスリ眠った覚えがありません。

理由はまず第一に、南の島ですから基本的に毎晩「熱帯夜」になります。
乾季のこの時期は、扇風機をかけていても寝汗をかきます。
逆に雨季になると、朝方に冷え込みます。(といっても24℃ぐらい)
夜暑いからといって薄着で寝ていると、寒くて朝方に目が覚めてしまいます。

次に、騒音です。
こちらでは闘鶏用に鶏がたくさん飼われています。
オスは夜中の2時頃からずっと鳴き続けていますし、放し飼いにされているヒヨコたちは
朝早くから外でピヨピヨ鳴いてエサを探し歩きます。
その他、犬、ヤモリ、猿、得体の知れない動物などの泣き声も、夜通し聞こえてきます。

更に、裏の従業員の家々からは音楽が大音量で流されます。
そんなに大きな音で聞かなくてもよいのにとも思いますが、
「ラジカセを持っていない近所の人にも聞かせてあげる。」という
やさしい心づかいからの行いだそうです。

滅多に経験しませんが、きわめつけはスカンクのような動物のオナラです。
カシューナッツの季節は、この動物がエサを求めて山から下りてくるらしく、
夜中にどこからともなくタマネギに似た強烈な刺激臭がしてきます。
きっと犬か何かに襲われそうになって、オナラで反撃したのでしょう。
こうなると、もう息をするのも苦しいので、暑くても窓を閉め切らなければなりません。

「暑くて眠れない」、「うるさくて眠れない」というのは分かりますが、
「臭くて眠れない」という経験は、この島で初めてしました。
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by asiantyphoon | 2008-04-27 18:17 | ねむれぬ夜
真珠と不思議なカニ②
真珠貝の中に居候しているカニの話をしましたが、
他にも同居人を発見しました。
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それがこのエビです。
体長はカニと同じく、1.5~2cmぐらいです。
やはり殻がブヨブヨして柔らかく、全身が半透明で赤い点の模様がついています。
カニが必ず1つの貝に1匹入っているのに対し、
このエビは10貝に1匹ぐらいの割合で住んでいます。
なので、カニよりも希少な存在といえます。

話は変わりますが、「真珠採取後の貝は食べるのか?廃棄するのか?」、
「貝殻は何かに利用するのか?」という質問をいただきましたので、
こちらも載せておきたいと思います。
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真珠を取り出した後、写真のように貝が山積みになっています。
ナイフで貝柱を切り取り、身と貝殻を分けます。

身の部分はホタテ貝ほどではありませんが、なかなか美味しいです。
この身は作業後にみんなで山分けして、家にもって帰っています。
ここではタダで手に入る貴重な動物性タンパク質です。
私も分け前をもらい、甘辛く醤油煮にしたり、干物にして食べています。

貝殻は何に使うのか分かりませんが、結構いい値段で引き取ってくれる
業者がいるようで、そちらの方に販売しています。

無駄になる部分は一つもありません。
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by asiantyphoon | 2008-04-23 17:05 | 真珠と不思議なカニ×2
真珠と不思議なカニ①
先週末から真珠の収穫が始まりました。
貝を育てるところから始めると、真珠ができるまで3年間もかかります。
収穫は、この貝を割って、中から真珠を取り出します。
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これが真珠養殖に使うシロチョウ貝という貝で、
3年も経つと手のひらぐらいの大きさに成長します。
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私の会社は金色の真珠を作っています。
真珠層と呼ばれる部分が金色の貝を掛け合わせて、
さらに濃い金色になるようにしています。
真珠は白いものが一般的ですが、実は金色の真珠が一番値段が高いのです。
グラム単価で考えると、ホンモノの金より高いかもしれません。

真珠養殖の会社に勤めながら、困ったことに私は真珠に全く興味がありません。
ここのところ、毎日真珠の収穫をしているのですが、
真珠とは別に、貝の中に気になる奴がいます。
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それがこのカニです。
体長は1.5~2cmぐらいです。
真珠を取り出すときに、脇にこのカニがいます。
必ずひとつの貝の中に、1匹ずつ住んでいるのです。
体全体が丸っこくて、甲羅がブヨブヨしていて柔らかいです。
よく見ると、赤い小さな目がついています。
確かに貝の中で暮らしていれば安全でしょうが、一生貝の中で暮らすつもりでしょうか。

真珠には目もくれず、ひたすらこのカニを集めていると、
フィリピン人の従業員たちが不思議そうに私をながめています。

真珠を作り出す技術は、日本で発展したすばらしい技術だと思いますが、
私にとってはこの貝の中で暮らしているカニのほうが気になる存在なのです。
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by asiantyphoon | 2008-04-22 18:42 | 真珠と不思議なカニ×2
ジャングル放牧
なにやら裏のジャングルで、ガザガザ音がします。
そーっと見てみると、大きなウシが草を食べていました。

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この時期はウシや豚をカシューナッツ畑で放牧させるという
話を聞きましたが、このウシたちもそうなのでしょうか。

この辺りでこのような立派なウシを飼っている人を見たことがありませんので、
きっと随分遠くから歩いてきたのでしょう。

毛並みの良い、茶色いキレイなウシたちです。
ジャングルの緑に、茶色い毛の色が映えます。

美味しそうに、夢中で草を食べています。
このウシたちも、沢山草を食べて太ったら、人間に食べられてしまいます。
それでも、ウシたちはちゃんと元の飼われているところに帰るのです。

飼われているところへは帰らずに、このままジャングルの奥まで
草を食べながら逃げていけばいいのになと、ふと思いました。
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by asiantyphoon | 2008-04-21 19:24 | ジャングル放牧
燃える島々①
「長い歴史を見てみると
栄えたものは 必ず衰えています
永遠に続く繁栄は ないように思います
それが自然の法則ならば
人間もそのうち 衰えるのでしょう
地球の始まりは 煮えたぎる岩の塊だったのでしょうか
それなら多少気温が上がったくらいでは
どうってことないですかね
地球は人間に守られるような
そんなヤワなもんじゃないと思います・・・」

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ある夕方、ふと海に目をやると、島の向こう側が真っ赤に燃えていました。
黒い煙をモクモクと吹きながら、すごい炎を上げています。

これはカイニン(カイギンとも聞こえる。)と呼ばれる山焼きで、
山の木々を焼いた後、そこに陸稲と呼ばれる米を蒔くそうです。
乾季が終わり、雨季が近づいてきているため、
初めの雨が降る前に準備をしなければなりません。

陸稲を収穫した後は、キャッサバという芋やバナナ、
カシューナッツの木などを植えます。
しかし、そのまま使われずに荒れたままのところも見られます。

私の住んでいるパラワン州のカラミアン諸島は、フィリピンの中でも
自然が豊かなところで、島全体が環境保全区に指定されている場所が多いです。
しかし、このような違法な山焼きや、木々の伐採が行われています。

フィリピンでは現在、主食である米の価格が高騰して、連日ニュースを賑わせています。
高い米が買えなくて、自給しようとする人びとが増えると、島の緑が消えます。

さて、どうしたものでしょうか・・・



 
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by asiantyphoon | 2008-04-19 18:48 | 燃える島々×2
マニラ休暇
日曜日から休暇でマニラに行ってきました。
この仕事は僻地での生活を余儀なくされるため、年に2回の
長期休暇(各1ヶ月)に加えて、短期間のマニラ休暇というものがあります。

この島のように、狭い環境で生活しているとストレスが溜まってくるので、
たまに都会の空気を吸うのも必要なようです。

島からマニラへ出るのも一苦労です。
朝3時にボートで出発、3時間半かけて飛行場のある島へ向かいます。
船着場から車に乗り換えて1時間ほど走ると飛行場に到着です。
飛行機は小型のプロペラ機で、一番前の座席に座ると、
目の前でパイロットが操縦しているのが見られます。
1時間ほどのフライトでようやくマニラに到着です。
成田空港からマニラへ行くよりも大変で、時間もかかります。

マニラでは、以前私が勤めていた学校の卒業生で、修道会が運営する大学で
ソーシャルワーカーとして働いている友人を訪ねました。

学生のエクステンションプログラムとして、スラム地域での奉仕活動を
コーディネートするという、とても有意義な活動をしていました。

たっぷり1日かけて、彼女の働く大学やプロジェクトサイトを見学させてもらいました。
目的に向かって全力で働く彼女を見て、こちらまで元気になった気がします。

他にもアジア・アフリカで働く友人たちがいますが、彼らを訪ねる旅に出たくなりました。

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彼女の話を聞くのに夢中であまり写真が撮れませんでしたので、
今回はマニラ動植物園で撮ったカバの写真を載せておきます。
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by asiantyphoon | 2008-04-17 21:12 | マニラの休暇
プランクトンの培養
室内のタンクで貝の赤ちゃんを飼育している間、エサとしてプランクトンを与えています。
エサのプランクトンも自分たちで育てなければいけません。
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まずはプランクトンが良く育つように、様ざまな栄養素を海水に混ぜて培地を作ります。
畑に化学肥料を撒いて野菜を育てるのと似ているかもしれません。
そこにプランクトンを少し入れ、増殖させていきます。
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プランクトンは動物性のものが1種類と、植物性のものが3種類あります。
小さいフラスコから培養を始め、徐々に大きな容器に移していき、
最終的には500リットルのタンクで培養します。
貝が小さいうちは1日に数リットルしか使いませんが、大きくなると1日に数百リットル
必要になるので、どんどん培養しなくてはいけません。
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このプランクトンは、エアーを入れて放置しているだけですが、
水質の変化などで急に育ちが悪くなったり、死んでしまったりします。

プランクトンの培養がうまくいかないと貝が育てられないので、
重要な仕事のひとつになっています。
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by asiantyphoon | 2008-04-11 13:55 | プランクトンの培養
貝の飼育
あまり仕事の話を書いていないので、私がこの南の島で
何をしているか少しだけ紹介したいと思います。

私は真珠養殖に使うための貝を生産しています。
親貝から取った卵と精子を受精させ、室内のタンクで7~8週間育て、
大きさが2~3mmになったらネットに入れて海へ出します。
そこまでが私の担当です。
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受精卵はすぐに細胞分裂を繰り返し、翌日には貝の形になります。
その時の大きさは僅か80~90ミクロン(0.08~0.09mm)しかありません。
毎日顕微鏡で大きさやエサ食いの状態をチェックし、与えるエサの量を決めたり
水を換えるタイミングを判断したりします。
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仕事自体は小学生の時にやっていた「いきもの係」の延長のようなものです。
学研の付録であった、「シーモンキー」という小型のエビの飼育にも
似てるような気がします。

さほど難しい仕事ではありませんが、いきもの相手なので気が抜けません。
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by asiantyphoon | 2008-04-11 12:59 | 貝の飼育
サリサリストア①
この島にはスーパーがありません。市場もありません。
お店といえば、このサリサリストアだけです。
サリサリストアというのは小さな食品雑貨屋のようなもので、フィリピン全土にあります。
規模で言えば、日本の駅にある「キヨスク」を少し小さくしたぐらいでしょうか。
家の脇で経営している場合がほとんどで、私の住んでいるところにも
小さなサリサリストアが2軒だけあります。
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ここで売っている主なものは、米、調味料、お酒、缶詰、ジュース、駄菓子、
タバコ、洗剤、シャンプー、ガソリン、釣り糸、抗生物質(薬)などの生活必需品です。
たまに果物や野菜、たまご、肉などの生鮮食品を売っている時もあります。

その他のサービスとして、携帯電話の料金をチャージできたり、
「ビデオケ」と呼ばれるカラオケセットが置いてあり、歌が歌えたりもします。
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顔見知りだと「ツケ」もできるので、人びとの生活には
無くてはならないものになっています。
私もたまにインスタントコーヒーやお酒を買うのに利用しています。

歩けばすぐにコンビニが見つかり、物で溢れている日本の生活とは
全く違う生活ですが、そんなに困ることもありません。
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by asiantyphoon | 2008-04-10 19:41 | サリサリストア×2
レンタル宇宙船
こちらに来て、すぐに中古のボートを買いました。
手漕ぎのパドルバンカーと呼ばれるもので、4,000ペソ(約10,000円)しました。
私は休日に乗っていますが、最近では日中の陽射しが強いために
あまり乗っていません。

そのかわりに、フィリピン人の従業員が毎日のようにこのボートを借りに来ます。
魚の網を仕掛けたり、沖に釣りをしに行くのに使うようです。
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この日も魚の網を仕掛けたいといって、ボートを借りに来ました。
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泳ぎながらやるよりも、早く網を仕掛けられるので、
魚が逃げる前に仕掛けられるようです。
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魚がたくさん獲れると、分け前をもらえます。
この魚は彼らの貴重な食料になるので、私はいつも1匹だけもらいます。

こんな小さなボートでも、彼らの生活の役に立っているようなので、
買って良かったなと思っています。
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by asiantyphoon | 2008-04-07 12:27 | レンタル宇宙船